死に関することば-5

死に関することば-5

死に関連することばあれこれ
(ことわざ編その1)


その意味をよく知らず、やり過ごしたりしがちな、普段使わない葬儀用語や死にまつわることばの意味を考えます。今回はことわざ集です。死にまつわるとこわざを集めてみました。

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【朝(あした)に紅顔あって夕(ゆうべ)に白骨となる】:
無常のこの世にあっては、人の生命は頼りにならないものである。    
【朝(あした)に道を聞けば夕(ゆうべ)に死すとも可なり】:
朝、人の道を聞くことが出来れば夕方には死んでも心残りはない。    
【明日知らぬ世】:
明日はどうなるのか分からぬ、一寸先も分からない無常な世の中である。   

【あの世千日この世一日】:
死後の千日の楽しみよりは、現世の一日の楽しみの方が優る。

【生き身は死に身】:
この世に生きている者は必ず死ぬときがある。 毎日こう考えていれば、一日一日を大切にしようと思えるのでしょうが。    

【命長ければ恥多し】:
人間長生きをすれば恥をさらすことが多いものだ。    

【棺を蓋いて(おおいて)事定まる】:
棺の蓋をしたあとに、その人の一生の真価が決定する。なんだかドキッとさせられますね。    

【後生が大事】:
この世で善行を積んで、あの世で極楽に生まれるように心がけることが大切である。   

【死して義ならざるは勇に非ざるなり】:
道に外れた事で死ぬのは真の勇気とは言えない。    

【死して後已む(やむ)】:
命のある限りに定められた任務を行い続ける。    

【死すべき時に死せざれば死にまさる恥あり】:
死ぬべき時に生き永らえていると、死よりも苦しい恥を蒙るものである。    

【死するに二つの道なし】:
死ぬ覚悟を決めた上は、いろいろと思いわずらうことはない。    

【死生命あり】:
人の生命は天命によるものであって、人の力ではどうすることもできない。    

【死にがけの土産】:
死が迫ってから、死後の冥福のために善事を行うこと。    

【死に花を咲かす】:
立派に死んで死後に誉れを残す。    

【死人に口なし】:
死人は無実の罪を着せられても釈明することが出来ない。次の二つは相反する意味でおもしろいものです。死ぬことが楽だと言ってしまえる場面があったかと思えば、生きていてよかったと思える場面もある。だから人生はおもしろいのだと言われているように思えてきます。

【死ぬ程楽はない】:
面倒なこの世に生きていくのはつまらない。いっそ死んだほうがましだ。   

【死ぬ者貧乏】:
生きていれば良い目が見られたものを、死んだ者が一番損だ。

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